壱岐プロジェクト【2019】

第2弾の「壱岐プロジェクト」は、玄界灘に浮かぶ壱岐に舞台を移しました。福岡の子ども達は、経験したことのないような透き通った海に大興奮!綺麗な海が身近にあることが、どんなに素晴らしい事か実体験しました。

壱岐の1日目

壱岐に向かうフェリーでの子どもたち
壱岐に向かうフェリーでの子どもたち
壱岐に向かうフェリーでの子どもたち

子ども達が宿泊するところは、壱岐の古民家を手作りで改装した「みなとやゲストハウス」です。海を楽しむだけではなく、海と寄り添いながら暮らしている島の人と一緒に1泊します。子ども達は味わいある建物の趣やご主人の人柄にすぐに慣れ、島の子どもと一緒に遊んでいました。

かねや本館と子どもたち
みなとやゲストハウスで海へ行く準備をする子どもたち

昼過ぎからは、芦辺港の防波堤に移動して釣り体験を行いました。釣りレクチャーを聞いた後、チームに分かれてサビキ釣りに挑戦です。最初は小さな魚しか釣れませんでしたが、徐々に魚が大きくなってきて最後にはいろんな魚が釣れてあちこちで大歓声!人が暮らしているそばで、こんな大きな魚が釣れるのも、海の素晴らしさと実感させられました。

壱岐の2日目

2日目、一支国博物館へ向かいました。壱岐島が古代より朝鮮半島と日本の交易で栄えた島として、様々な遺跡や資料を発掘・整理している近代的な博物館です。
沢山の遺物を鑑賞し、古代の暮らしのジオラマも楽しみました。

午後は、大浜海水浴場へ。透き通った水質を間近で見ようと、子ども達はすぐに波打ち際へ。しっかり準備運動を行った後、元気良く海岸で遊びました。今年は少し波が高かったので、安全面は万全に。子ども達につられて、大人も海水浴を楽しみました。年齢にかかわらず、童心に返れる不思議。海を通じて素晴らしいコミュニケーションが生まれたと感じました。

ランドスケープ模型制作

「壱岐プロジェクト」体験を通じて発見できたこと、気付けたことを8月25日(日)に山王ひなた美術教室に集まって、ランドスケープ模型制作に表現しました。まだ子ども達の壱岐への思いが覚めていない様子で、海にまつわる模型をつくりながら1泊2日の思い出を語り合いました。子ども達は、自分たちが暮らしている場所だからこそ、もっと海と密に関わり合う街になってほしいと気付けたはずです。

福岡の街にこんな施設や、海にこんな生き物がいるともっと楽しくなるなど、ランドスケープ模型制作を通じて視覚化されたアイデアを、11月の成果展に繋げていきたいと思います。

イベント名

壱岐プロジェクト

日時

2019年8月17日(土),18日(日)の1泊2日

8月25日(日)のランドスケープ制作

場所

長崎県壱岐市芦辺町とその周辺

総動員数

53名(保護者・スタッフ含む)

協力

一般社団法人壱岐観光連盟/みなとやゲストハウス/一支国博物館

内容

長崎県壱岐市での宿泊体験と海のアクティビティ